桜庭ななみ 中国語磨きジョン・ウー監督作大役ゲット 福山主演「追捕」
福山雅治(47)が海外デビューすることで話題になっているジョン・ウー監督の香港・中国合作映画「追捕 MANHUNT」の主要キャストに、若手女優の桜庭ななみ(23)が抜擢(ばってき)されたことが27日、分かった。桜庭が昨年ひそかに台湾留学を重ね、中国語が堪能になっていることもスポニチ本紙の取材で分かった。
作品は、故高倉健さんの主演映画「君よ憤怒の河(かわ)を渉(わた)れ」(76年)の原作を再映画化する製作費約2億元(約33億4500万円)の大作。福山と中国の人気俳優チャン・ハンユー(51)がダブル主演する注目作だ。桜庭が演じるのは、原作にないオリジナルキャストになるという。関係者は「アジア各国の人気俳優が出演する中で、桜庭さんは日本人キャストのヒロインを演じる」と説明。
同作の出演者名は中国語表記で「櫻庭奈奈美」となる。福山との共演シーンが多く、日本語と中国語のセリフが入り交じるとみられる。
監督が桜庭と直接話し、その語学力に驚いて自ら起用したとの情報もある。関係者は「桜庭さんは中国語が堪能な人からみても、物凄くできるレベルだそうです」という。その語学力と演技力、清楚(せいそ)な外見が監督の目に留まったようだ。
桜庭が中国語を習い始めたのは13年、台湾の恋愛映画「あの頃、君を追いかけた」を見て興味を持ったことがきっかけ。関係者によると、昨年は主演映画「絶壁の上のトランペット」(今年公開)などの撮影以外は仕事を極力セーブ。台湾に何度も短期留学するなどして本格的に勉強を続けた。趣味を極めて大役をつかんだ格好だ。今夏の撮影へ向け、準備を進めているもようだ。
◆桜庭(さくらば)ななみ 1992年(平4)10月17日、鹿児島県生まれ。07年夏にスカウトされ、08年に日本テレビドラマ「栞(しおり)と紙魚子(しみこ)の怪奇事件簿」でデビュー。同年、美少女コンテスト「ミスマガジン」でグランプリ。10年、ヒロインを演じた映画「最後の忠臣蔵」でブルーリボン賞新人賞などを受賞。韓国語も日常会話ができるほど堪能。1メートル62。血液型O。
▽追捕 MANHUNT 故西村寿行さんの小説「君よ憤怒の河を渉れ」が原作。無実の罪を着せられた検事が汚名を晴らすため、警部の追跡をかわしながら真犯人を捜し出そうとする物語。76年の同名映画では検事を高倉さん、警部を故原田芳雄さんが演じた。今作は検事が弁護士に設定変更され、ハンユーが演じる。福山は警部役。中国語、英語、日本語の3カ国語のセリフが用意される予定。現在、出演者はハンユーと福山、中国人女優チー・ウェイ(31)の3人だけが発表されている。
(※http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/05/28/kiji/K20160528012671350.htmlより)
中国語のセリフ。。。
ななみちゃんは語学が堪能になってきていますね。
国際的な女優さんになってくるのかな。