桜庭ななみ アジアで羽ばたきたい 主演映画「絶壁の上のトランペット」公開中 日韓合作で刺激
女優桜庭ななみ（２３）の主演映画「絶壁の上のトランペット」（ハン・サンヒ監督）が１７日に公開された。心臓を患う女子大生が遭遇した不思議な体験を描く、感動的なファンタジー。桜庭は「（自分がこれまで出演した中で）いちばん皆さんから感想を聞きたい作品。ふだん見落としがちな、いろんなことに気づかせてくれる」と手応え十分の様子だ。
東京で写真を学ぶ女子大生アオイ（桜庭）は、心臓移植という大きな手術を受けた後、母とともに療養のため伯父の住む沖縄の島を訪れる。アオイは海岸の絶壁の上でトランペットを吹く謎の青年ジオと出会い、急速に親しくなっていく…。
日韓合作映画。ジオは韓国の音楽グループ「ＴＥＥＮ ＴＯＰ」のメンバー、Ｌ・Ｊｏｅ（２２）が演じている。撮影は昨年夏、沖縄・石垣島オールロケで行われた。
「時間がゆっくり流れている場所。暑いのが快感だった」と話す桜庭。ヒロインは療養中という設定のため「のびのびした感じが出ないよう常にセーブして演じた」と振り返る。
「アオイとジオは、さみしいものを持っている者同士、何かつながってる。その感じが出せるように心がけた」とも。そんな２人を南国の美しい映像が彩る。
セリフは全編日本語だが、監督ら韓国スタッフとのコミュニケーションは主に通訳を介してだった。ソウルへ一人旅をするなど韓国への関心はもともとあり、今作を機にあらためてハングル習得も強化。現在は韓国ドラマを字幕なしで見るという。「原語の方が断然面白い！」と力を込める。
今後は「世界やアジアで活躍できる女優さんになりたい」と話す。香港・中国合作映画「追捕 ＭＡＮＨＵＮＴ」（ジョン・ウー監督、２０１８年公開予定）への出演も決まった。中国語も特技の一つだ。その一方、「真っ黒いポスターで、笑ってるけど怖い役－みたいなサスペンスにも挑戦してみたい」と笑う。結婚願望はもちろんあるが「３０歳までは仕事に一生懸命頑張りたい」という。
＜桜庭ななみ（さくらば・ななみ）＞
１９９２（平成４）年１０月１７日、鹿児島県出身。スカウトされ、２００７年に芸能界入り。０８年の映画「天国のバス」でデビュー。時代劇映画「最後の忠臣蔵」（１０年）では、ブルーリボン賞新人賞など多くの映画賞を獲得。１６２センチ、血液型Ｏ。
（※http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2016091902000170.htmlより）
桜庭ななみちゃん・・・
最近はメディア露出が増えてきてますね。
主演映画、
韓国，中国への進出。
日本で観られる機会があれば良いのですが。