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1度だけでなく2度楽しめる! 劇団た組。が挑む、ヒロインが変わる二人芝居!

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1度だけでなく2度楽しめる!
劇団た組。が挑む、ヒロインが変わる二人芝居!


公演毎に話題となる作品を行う「劇団た組。」。
新鋭脚本・演出家の加藤拓也の手により、いくつもの作品が前評判以上に衝撃を与えた。
第12回目公演で挑むのは2人芝居。公演毎によってヒロインが変わり、さらに劇場である原宿駅前ステージは初の舞台。どの側面から見ても新鮮な演劇に挑むのは、荒井萌、遠藤新菜、佐々木萌詠、宮崎翔太。今回はこの4人と加藤で本作における意気込み、そして今感じている気持ちを語ってもらった。
 

3人のヒロイン

――― 本作を作る過程ときっかけは何だったんでしょうか?

加藤「最初は1人芝居を書いているうちに最終的に2人になりました。」

――― 挑戦的な行動というのは?
 
加藤「作家ではなくて、演出の目線で取り組んだ構成なので、何回も見たくなるといいですね。2回目を観た時に、思い返すと「たしかにそうなっていたな」というステージ演出になっていると思います。なので、2回目の方が絶対に面白いと思います。」

――― 舞台として始めて使う原宿駅前ステージを選んだ理由はなんですか?
 
加藤「あそこは特殊な作りになっていて、余計なものをなくした空間で以前から使いたいなと思っていました。あとは、客席からステージが近いんですよ。」
 
宮崎「すごい近いの?」
 
加藤「近いし、約270度くらい囲まれていますね。だから細かいところまで見れます。」
 
――― ヒロインの3人は加藤さんとは初めて一緒になるんですよね。

加藤「そうですね、まずこの舞台の企画を立てたタイミングで初めて会ったのが遠藤さんなんですよ。少し変わっている子だなという印象でした。荒井さんは、年齢的に「大人でしょ?」とか「まだ子供でしょ?」という扱いを受ける時期なんです、みたいなことを言っていて、この作品にぴったりだなと思ったんですよ。佐々木さんは初々しくてフレッシュさの強さがありました。」
 
佐々木「お会いした時に、私を試している感じがしました。その日、同じ舞台を見に行っていたんですけど、それを教えてくれなくて、「感想どうだった?」って聞いてきたんですよ。でも、加藤さんの胸ポケットからチケットが見えていたので、「これは試されているんだろうな」って(笑)話をしていても、すごく不思議な方で、お芝居を通して、面と向かって向き合ってくれる方なのかなって思いました。」
 
荒井「考えていることも含めてつかみどころがない不思議な方だと思いました。今回の題材があって、いろんな方にお会いしているという話をされていて、その上で「でも自分が納得した人としか仕事をしたくないので、今いろんな人と会っているんです」と言われたので、今回出演が決まった時はびっくりしました。どう思われていたかが分からなかったので。あとは、年齢が1歳しか変わらず、そういった演出家さんとは初めてなので、その時からもしご一緒するとしたら、どうなっていくんだろうと思っていました。」
 
遠藤「お会いした時はひたすらお話をしていました。「最近、ムカついたことはなんですか?」って聞かれて、ひたすらムカついていることを、ばーって言った記憶があります。あとは「舞台どうですか?」って聞かれて、自分が演じるっていう意味でも、正直苦手ですって言ったので、このお話もなくなったと思ったんですよ。そのあと、加藤さん脚本演出の舞台を見て、すごく面白くて、素直に一気に楽しみになりました。」
 
加藤「今回色んな人とお会いしましたが、この作品をどうやって一緒に作るかというポイントを基準にしていました。」
 

――― 今回の台本をご覧になられて、率直にどう思いました?
 
宮崎「正直難しくて、複雑な印象が強いです。二人芝居でずっと二人の掛け合いなので、これからの稽古で、共演者の皆さんと加藤さんとでディスカッションをしないと作れないかなと思っています。」
 
佐々木「私自身、舞台が初めてで、舞台台本を読むのも初めて、それで2人芝居なので、これどうしたらいいのだろうという謎がまだ解けていない状態です。難しい作品ではありますが、これから頑張りたいです。」
 
荒井「すごい会話劇だなと感じました。いい意味で映像っぽい台本で、どちらかのリズムが崩れると総崩れになってしまいそうなので、お互いにコミュニケーションを取らないと難しいのと、お互いにちゃんと向き合わないと相当難しいなと思っています。」

 

遠藤「登場人物が2人なので、セリフ量も多く、私の今までの演技作品の中では未知のレベルだと思いました。でも、これをやりきれたら自分に自信がつくのかなという気持ちにもなります。」
 
加藤「みなさんが言っている難しさはきっと構成のことですね。舞台演劇とは違う構成ので、そういったところだと思うんです。実は現段階よりも当初は複雑にしていたのですが、そこからシンプルにして今の形に落ち着いた形になっています。」
 
1回目よりも2回目

――― さきほど、2回見てほしいというお話をしていましたが、次、観るときには違うヒロインになっていますよね。
 
加藤「もう出てこないんですよ(笑)」
 

――― そういう意味でも、1回しかやらないというのは皆さんにとってはどんな印象ですか?
 
佐々木「初日なのに千秋楽なので、私にとっては新鮮な気持ちです。そんな経験、あまりないですよね。」
 
加藤「しかも、初舞台ですからね。」
 
荒井「未知の領域ですが、やりきれたら自信に繋がり、新しい自分に会えるんじゃないかっていうワクワクしています。稽古も加藤さんと宮崎さんと私だけになると思うので、どうやっても意見を言わないといけないし、どうやってもぶつかり合わないといけないと思うんです。今までの経験ではうまくディスカッションをしたことなかったので、楽しみです。」
 
遠藤「2人の芝居で1人1公演しかないという試みはすごく潔くて、かっこいい試みとは思っています。それを楽しみに見に来ていただく方を裏切らないようにしたいので、楽しみ半面、不安半面という感じはあります。」
 
――― 宮崎さんの場合は3公演ともご出演されますよね。
 
宮崎「僕は僕でまた違った難しさがあります。セリフは一緒かもしれないですけど、相手が違うだけで、自分の反応も言い回しも変わりますし、そこは僕も初めての体験になります。」
 
――― それでは、最後に意気込みを頂いてもいいですか?
 
荒井「初めてのことだらけなので、色々と壁にぶつかりながら、泣いても笑っても1回しかないステージを後悔しないように今できることを精一杯やって頑張りたいと思います。」
 
遠藤「今はやる気に溢れているところで、1日しかない公演の中で来ていただいている方をざわつかせられるかなって、自分に対しても挑戦だと思っています。」
 
佐々木「初めての舞台、二人芝居で面白い題材なので、どうなっていくかというのは私が一番楽しみにしている部分ですが、皆さんのお力を借りながら、初日&千秋楽という貴重なステージを大切にして、今の自分を超えられる作品になるように頑張ります。」
 
宮崎「二人芝居は初挑戦なんですけど、共演する皆さんから刺激をもらって、稽古でもコミュニケーションをとって、本番をいい状態で迎えられたら良いなと思います。」

加藤「このメンバーで非常に贅沢な公演だと思いますし、そのうえで2回、3回と観たくなる公演になるように、頑張りたいと思います。」

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(※http://www.confetti-web.com/sp/feature/article.php?aid=244&より)

 
荒井萌ちゃんが、
カンフェティに登場~☆
 
これだけでちょっと嬉しくなる。
 
 
荒井萌ちゃん、4回目の舞台。
初の劇団公演。
 
遠藤新菜ちゃんも久しぶりの舞台出演!
(マツモトカズミ以来・・・)
  
 
楽しみなた組の新作公演。
来週はいよいよ本番。
 
どんな舞台になっているのでしょうかね。 



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