桜田ひより、初もの尽くしで得た大いなる自信
新進女優の桜田ひよりの初主演映画「咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A」が、1月20日から全国で公開された。子役時代から着実にキャリアを積み、中学3年生だった昨年に飛躍となる大きなきっかけを掴み取った桜田に話を聞いた。
2014年のドラマ「明日、ママがいない」での演技で多くの人々から注目を浴びるようになり、昨年は映画「東京喰種 トーキョーグール」が封切られたほか、「ホクサイと飯さえあれば」「犯罪症候群」といった注目ドラマ、初挑戦となった舞台「大きな虹のあとで~不動四兄弟~」でも存在感を発揮した。
初めて“座長”を務めた「咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A」は、麻雀の競技人口が1億人を超え、メジャースポーツとなった世界が舞台。浜辺美波主演の実写第1弾に続く今作は、奈良県代表「阿知賀女子学院」麻雀部の大将を務める高鴨穏乃(桜田)が、親友だったネット最強雀士“のどっち”こと原村和(浅川梨奈)と再戦するため、仲間を集めて全国大会に臨む姿を描いている。
麻雀が題材となったわけだが、当初は「全くわかりませんでした。周囲にもやっている人がいなかったので」という状態だった。そのため、撮影約1カ月前から、共演陣とともに「夏の思い出が麻雀しかない」というほどの特訓を積み、強固な絆を構築していったという。それだけに、「原作を大事にしている現場だったので主演を務めさせて頂くってことが重荷になったこともありましたし、『どうしよう』って気持ちで現場に行ったこともありましたが、周囲の方々の応援のおかげで最後までやり通すことができました」と思いもひとしおだ。
「咲」に続き、1月27日には重要な役回りを担った「祈りの幕が下りる時」の公開を控える。将来的には、15年公開作「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」で共演した永作博美との再タッグを夢見る。「『さいはてにて』で1カ月ほど、能登半島へ撮影に行っていて、永作さんはコーヒー店の店主役をやっていらっしゃいました。演技も間近で見てすごい! と思ったのですが、休憩時間にコーヒーを配ったり、周囲への気遣いが本当に素敵で。その背中を見て、大人になったらこうありたいと思うのと同時に、この背中をずっと見ていたいとも思わせてくれたんです」。
(※http://eiga.com/news/20180121/3/より)
桜田ひよりちゃん。
昨年が始動の年で、
今年は飛躍の年とかになるのかな。
ますます勢いを増してきそうな気がしています。