有村架純ちゃんが月9に出演

　石原さとみ、天然系小悪魔ヒロイン役で嵐・松本潤を翻ろう

人気グループ・嵐の松本潤が主演するフジテレビ系ドラマ『失恋ショコラティエ』（来年1月スタート、毎週月曜　後9：00）の出演者が追加発表された。原作は、水城せとな氏の同名少女漫画（小学館フラワーコミックスα）。松本演じる主人公・小動爽太が、チョコレートが大好きな彼女のために、「チョコ」と「片思い」を捧げ続けるラブコメディー。爽太が一途に思いを寄せる相手・高橋紗絵子役は、女優の石原さとみが演じる。

天然なのか計算なのかわからない女子力の塊のような女性、サエコ。天真らんまんに、しかも思わせぶりに振る舞い、爽太を翻ろうする。石原は「（原作漫画は）面白くて切なくて苦しくて読み終わってからしばらくは眠れませんでした。少しビターなチョコの香りに包まれて2014年の始まりをステキな作品、豪華なキャストの皆さまとともに迎えられることを光栄に思います」と高まる気持ちを語った。

爽太の父が経営するケーキ屋の従業員で、爽太がショコラティエ修行を終えてフランスから帰国した後、一緒にチョコレート専門店「ショコラヴィ」を始める井上薫子役には水川あさみ。「私も今年で30歳になり、いろいろなモノやそれなりの自信を得たなと思う反面いろいろなモノを捨て自信をなくしていく部分もあったりで、なんだか今の私に面白くもタイミング的に薫子という役はピッタリだなぁなんて思っています」と話す。

爽太と同じように一人の男性に猛烈に片思いをしているモデル、加藤えれな役には水原希子。爽太とは「片思い」という同じ境遇から意気投合し、いわゆる“セフレ”の関係に。お互い片思いしながら、お互いをよりどころとする不思議な関係を築いていく。民放での連続ドラマ初出演となる水原は「（このキャストの中で）存在感を出していけるよう全力で“えれな”を演じようと思います」と気合い十分だ。

爽太がフランス修行中に出会い、親友になるオリヴィエ・トレルイエは、原作ではフランス人だが、ドラマではフランス人と日本人のハーフの設定に変え、溝端淳平が演じることになった。フランスの超有名パティスリーの御曹司だが、自身はマンガとアニメとゲームが大好きなオタク男子。見た目は王子、中身は完全にアキバ系、という癖のある役どころを演じる。

そんなオリヴィエが思いを寄せる爽太の妹、小動まつり役には、連続テレビ小説『あまちゃん』（NHK）への出演も記憶に新しい有村架純が決定。「初めての恋愛ストーリー原作のドラマ。今からドキドキしています。片思いの楽しさや切なさを、観て下さる方に共感してもらえるように表現していけたら」と話している。

主人公・爽太をはじめ、登場人物全員が切ない片思いをしているストーリー。制作陣は「群像としても描いていきたい」と語っており、個性豊かなキャラクターたちを演じるキャスト陣の熱演が期待される。

（※http://www.oricon.co.jp/news/2031287/full/より）