北村一輝ら主演!日本&インドネシア合作のバイオレンス映画『KILLERS/キラーズ』公開
映画『冷たい熱帯魚』『凶悪』と『ザ・レイド』の製作陣がタッグを組んだ、日本とインドネシア初の合作映画『KILLERS/キラーズ』の日本公開日が、2014年2月1日に決定した。北村一輝とインドネシアを代表する俳優オカ・アンタラのダブル主演で誕生した、かつてないバイオレンスエンターテインメントだ。
東京とジャカルタを舞台にした本作で北村が演じるのは、サディスティックな残忍さと独自の美意識を貫くサイコキラー・野村。腐敗した政治の不正を暴くため奔走するフリージャーナリスト・バユにふんしたオカは、ある日、動画サイトで美しさすら漂う殺りく映像を発見し、その殺意に感染。殺しにのめり込んだバユが、国の違いも育った環境も超えて通じ合った野村と宿命の出会いを果たしたとき、血も凍るクライマックスが幕を開けることになる。
製作総指揮を担当するのは『ザ・レイド』でメガホンを取ったギャレス・エヴァンスで、監督はエヴァンスが最も信頼を寄せるモー・ブラザーズ。キャストには、2014年公開予定の『ザ・レイド』続編でも共演を果たした北村とオカのほか、高梨臨、黒川芽以、でんでんらが名を連ねている。
また本作は、現地時間2014年1月16日から26日までユタ州で開催されるアメリカ最大のインディペンデント映画祭・サンダンス映画祭への正式出品も決定。北村は「日本とインドネシアという文化の違う国が協力し合い、アジアという枠組みから発信したいと作り上げた作品が、今回こうしてサンダンス映画祭出品という形で、日本とインドネシアのみならず、世界中の方に観ていただける機会に恵まれたことを大変うれしく思うとともに、深く感謝しております」と出品決定の喜びを語っている。
『ザ・レイド』の緊迫感あふれるバイオレンス描写、『冷たい熱帯魚』の猟奇テイスト、『凶悪』の犯罪ノワールのムードを濃密に漂わせたアジア発の本作が、世界からどのような評価を受けるのか注目だ。(編集部・市川遥)
映画『KILLERS/キラーズ』は2014年2月1日よりテアトル新宿ほか全国公開
(※http://www.cinematoday.jp/page/N0058696より)
黒川芽以ちゃんが出演しています。