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『騎士竜戦隊リュウソウジャー』リュウソウピンク/アスナ役演じる18歳・尾碕真花「“日曜日の癒し”でいられたら」

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『騎士竜戦隊リュウソウジャー』リュウソウピンク/アスナ役演じる18歳・尾碕真花「“日曜日の癒し”でいられたら」

テレビ朝日系で3月17日(日)から放送されるスーパー戦隊シリーズ43作目『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(毎週日曜 午前9:30~)。同作の紅一点・リュウソウピンク/アスナ役を演じるのが、18歳の尾碕真花(おさき・いちか)。2012年「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞してデビューし、2018年までガールズユニット「X21」のメンバーとして活動。現在はドラマや舞台に出演し、女優としての進境も著しい尾碕に、歴史ある特撮シリーズ出演への想い、撮影現場の空気、アスナ役への意気込みを聞いた。
 
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■リュウソウピンク/アスナ役・尾碕真花インタビュー

――ファンの方々へのお披露目となったシアターGロッソでの制作発表会見も取材したんですが、5人の仲の良さが際立っていました。

【尾碕】「お披露目はドキドキしましたけど、皆さんにあたたかく迎えていただけて良かったです。リュウソウジャーはフレンドリーなメンバーが多いので、自分から喋りかけるのが苦手な私も、すぐに溶け込めて仲良くさせてもらってます」

――会見の様子を見ていると、尾碕さんはメンバーの中でツッコミ役なのかなと思いました。

【尾碕】「めっちゃツッコミ役です。ブルーとかレッドがボケというか、いじられキャラなので、私とブラックがツッコミ役になっていますね。グリーンは一番物静かで、ブラックより精神年齢高めなんですけど、あとは本当に小学生みたいな子ばかりなので(笑)」

――演じているアスナのキャラクターとはちょっと違う?

【尾碕】「逆ですね。私、ホントにサバサバしているので…(笑)。真逆のキャラを演じるのを、苦労しつつも楽しんでやっています。アスナは女の子らしくてかわいいんですけど、私、ガニ股でドカドカ歩いちゃうんですよね。今、普段から気を付けているところで、ちょっとずつ役に入ってきたっていう感じです」

――「実は怪力」という事を隠して乙女っぽく振舞うアスナですが、尾碕さん自身が隠したい部分、指摘されたら怒るということはありますか?

【尾碕】「普段喋るトーンは低くて、よく“怒ってるの?”って言われるんです。だから、怒ってないのに“怒ってるの?”って言われると、“怒ってないよ!”って怒ります(笑)。でもちょっと短気なところは隠したいし、直さなきゃなって思っています」

――今年1月からクランクインしたそうですが、印象に残っているエピソードはありますか?

【尾碕】「標高の高い天文台で撮影したとき、気温がマイナス8度というときがあって、全身にカイロを22枚貼って撮影しました。雪が降ってたんですけど、風がすごく強くて全部飛んじゃって見えないから撮影できるって…。私の衣装は太ももが出ているから、一番寒いんですよね。寒さが私たちの最初の試練でした」

――撮影の合間はどんなふうに過ごしていますか?

【尾碕】「カット休みの間に剣を使って殺陣の練習をしたりして、遊びの中で剣に慣れるのがメンバーの中での流行りですね。殺陣の経験者で一番起用なのがブラックなんですが、スーツアクターさんに教えていただいたことを一番早くできるのがブルーです。私は殺陣の仕組みを理解するのが一番遅くて、手首が固いらしいので、練習あるのみだと思って、アクション用の剣や木刀で練習しています。スーツアクターさんが現場にいる時は、よく観察して参考にさせていただいてます」

――ピンクの動きはスーツアクターさんと一緒に作り上げるんですよね。

【尾碕】「最初に“ぶりっ子なんですよ”とか私のキャラを伝えていて、それを踏まえて演技してくださるので、後で声も当てやすいです。スーツアクターさんの演技を見ていると、大げさに分かりやすく動いているので、最初は“エーッ!?”って思ってました。でも、普通のドラマだと変に思えても、映像で観るとむしろやったほうが自然に見えるというのが、特撮の特殊な部分だなって思います。それは自分の中にこれまで無かったことで、映像をチェックしたときに“ああ、もうちょっとやっておけばよかったな”って思うところもあったので、今後の撮影で修正していきたいと思います」

――特撮は、演技、アクション、アフレコ、合成まで、役者に必要なことを全て実地で学ばせてくれるといいます。

【尾碕】「アフレコも初体験だったので、『やられるとき』と『立ち向かうとき』の息づかいの変化がなかなか出せなくて。後で自分で聴いて“え!? こんなにリアクション薄かったんだ!”って思うことも多いので、日々経験の中で習得しています。あとは地声が低いので、アスナを演じるときは自分の声よりも2つぐらいトーンを上げることを心掛けています。今こうやって気付けていることがあるので、この経験を次に繋げていきたいと思っています」

――最初にも話しましたが、リュウソウジャーのメンバー5人は、ほんとにキャラクターのバランスが取れてるなって思います。

【尾碕】「めちゃめちゃ騒ぐのがレッドとブルー、中立で一緒に騒いだり、スルーしたりするのが私、ちょっと引いた状態で落ち着いて見ているのがグリーンとブラックという感じ。レッドは21歳で大人のはずなんですけど、ごっこ遊びしたりして一番子供っぽくて(笑)。私は“そういうの興味ない”みたいにあしらっちゃうんですけど、それをちゃんとフォローしてくれるブルーやグリーンがいるので、わりと上手くいってるんですかね」

――ツイッターにも楽しそうなオフショットがたくさん上がっています。

【尾碕】「オフショットをめっちゃ撮りますし、ツイッターでもよく絡むので、最初っからこの調子だと“これが減っていったら、仲が悪くなったみたいになるね”って言ってます(笑)。外ロケが多いと撮影は大体夕方までに終わるんですけど、男子はレギュラールームに部室みたいにたまって、しゃべるわけでも、何をするでもなく、タラタラするのが好きなんですよね(笑)。私はせっかちなので、“何?この時間! はいはいはい、早く帰ろうよ!”って追い立ててます」

――リュウソウジャーは変身の音がサンバのノリだったり、お祭り感があって明るくテンション高い作品になりそうですね。

【尾碕】「台本がすごく面白いので、毎回撮影が楽しみですね。王道なんですけど、これまでの戦隊とは全然違う雰囲気の楽しさが詰まっていると思います。男の子が大好きな恐竜と剣が出てくるので、まだ私たちのことを知らない子供たちも、剣をもっていると集まってくるんです。先日も撮影現場で子供たちに追いかけまわされました(笑)」

――そうやって子供たちに見られていることで、常にヒーローでいないといけないという意識は高まりますか。

【尾碕】「“ヒーローなんだ自分は”って感じて、子供たちの見本になれるように、普段の生活からより一層ちゃんとしようって心掛けています。信号が点滅しているときにギリギリで走って渡ったりするのは止めようって思ったり。言葉遣いも普段から気を付けないと、楽しくなるとポロっと出ちゃうと思うので」

――リュウソウジャーの変身アイテムのリュウソウルも人気が出そうです。

【尾碕】「ノビソウルは剣が伸びるし、オモソウルは重力を操れるし、カタソウルだったら硬さでバリアできるし。私たちもまだ全然使っていないものもたくさんあるみたいで、この先が楽しみですね」

――自分だったらどんなリュウソウルが欲しいですか?

【尾碕】「ネムソウルですかね(笑)。寝なきゃいけないのに眠れない時とかあるじゃないですか? そういうときに使ってコロッと安眠できるような。普段どこでも寝れるのに、家のベッドだと、明日のシーンのことを考えちゃったりして寝れなかったりするので」

――ちなみに『ルパパト』のつかさ先輩(奥山かずさ)は、事務所の後輩であり、スーパー戦隊の先輩ですね。

【尾碕】「Gロッソでの会見が終わったときに、楽屋で挨拶をさせてもらったんですが、それ以外ではまだ接点がなくて。以前演技レッスンで数回見かけたときは、まだかずさちゃんは戦隊をやっていなかったので、話は全然聞けていなくて。今後、映画などで絡むことがあるかもしれないので、その時にお話しできたらと思っています」

――ドラマ『トクサツガガガ』主演の小芝風花さんも事務所の先輩です。

【尾碕】「スリーショットが実現したら、きっといい写真になると思うので、機会があればぜひ3人で撮りたいです! 今は『特撮フィーバー』という雰囲気で、アスナ役を演じることが発表されてからフォロワーも増えましたし、反響の大きさは想像以上です。その期待を裏切らないように1年半応えていくのが私たちの務めだと思うので、大切にアスナを演じていけたらいいなって思います」

――尾碕真花/アスナのここを見てほしいというところを教えてください。

【尾碕】「5人のなかで唯一の女の子なので、“可愛い担当”として“日曜日の癒し”でいられたらいいなって思います。可愛さが台本の中に詰まっているので、可愛い部分は可愛く、怒ってても泣いてても可愛く。アスナのなかに“可愛い”という部分が一つあれば、それがアスナの良さなのかなって思うので。歴史のある戦隊ドラマに携われて、1年半演技が続けられるのは有難いし、このチャンスを上手くつかんで、自分のこれからにも繋げていきたいです」

――デビューは尾碕さんのような活躍に憧れている読者も多いので、自分でオーディションに応募してチャンスを掴んだ尾碕さんからメッセージをいただけますか?

【尾碕】「やりたいことは、絶対に挑戦したほうがいいと思います。私は好きなことをたくさんやっていきたい主義なんですが(笑)、好きなことをやるために嫌いなことも頑張るという考えなんです。皆さんも、自分の好きなことを実現できるように、今を頑張っていただきたいですね」

■尾碕真花(おさき・いきか)

2000年12月2日生まれ、高知県出身。2012年に開催された『第13回全日本国民的美少女コンテスト』で審査員特別賞を受賞し芸能界入り。2018年まではガールズユニット「X21」のメンバーとして活動。11月のグループ解散後は、『さくらの親子丼2』などのテレビドラマや映画、舞台などで女優として活躍している。オスカープロモーション所属。

(※https://deview.co.jp/News?am_article_id=2131729より)
 
逢ったことの人が戦隊ヒロインに
というのは久しぶりのパターン。
(シロニンジャー&モモニンジャーぶりかな)
 
 
「清らかな水のように」での真花ちゃんが、
すごかった。
 
大千穐楽のありさは半端なかった。
 
そんな印象の強い真花ちゃん。
5人の中で、
お芝居は唯一しっかりしているな。。。という印象。


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